ICT技術活用

施工実績の紹介

 2020年2月、令和元年度松江市発注の「市道ハサラ沼5号線舗装改良工事」(松江市東津田地内)において、3次元データにより自動制御した自社所有の切削機により路面切削した舗装工事を行いました。

 このICTを活用した切削作業により、路面変状が大きく、切削厚が測点ごとに大きく変化する場合などでも管理測点以外の切削厚や切削面の平坦性の精度が向上し、その後の舗装工程の省力化が図られます。

切削作業状況

     

コントロールボックス

      



2020年5月国道9号で情報化施工路面切削を実施しました。(動画↓)

場所:国道9号東出雲町 

時期:2020年5月  



2020年12月県道三刀屋佐田線で情報化施工(GNSS)を実施しました。(動画↓)   

場所:県道三刀屋佐田線

時期:2020年12月   



路面切削システム(RD-MC)による情報化施工(マシンコントロール)を実施しました。 

場所:国道187号線(柿木工区)

時期:2021年5月          

ICTを活用した路面切削工事の施工履歴データ取得の作業動画を公開しました。

GNSS(mmGPS)マシンコントロールを導入しました。

mmGPSシステム」はGNSSを基盤としたシステムになります。GNSSだけでは不可能であった高さ精度を

独自のゾーンレーザーで保管し安定した精度を実現します。 

通常GNSS衛星を受信しての高さ精度は10円玉くらいの精度のバラツキがありますが、それでは精度を必要とする

路面切削工やその他の舗装工事では使用ができません。

そこでゾーンレーザーの技術を使用し、ミリメーターの精度で施工を行います。

トータルステーションを使用した「LPSシステム」同様に平坦性の向上、生産性の向上を貢献いたしております

LPSシステム」と大きく違いうところは「mmGPSシステム」は、複数のトータルステーションを

10010mごとに盛り返すような作業がなく、ゾーンレーザー投光器 1台の盛り替え作業だけで、左右の「ドラム」の

制御、高さ確認のための検測キットが使用できます。



 ①GNSS衛星を受信し、現場のXY座標を習得

 ②ゾーンレーザーで高精度な高さを取得

 ③3次元設計データと照らし合わせ差分を計算し、重機の切削ドラムを自動制御