自社保有の路面切削機(ロータ幅員2m級)で路面切削を行います。
路面切削機は、アスファルト舗装の路面切削を主に使用します。切削された廃材は、路面切削機前方に設置されているベルトコンベアーによりダンプトラック(2t~10t級)に直接積込みます。
老朽化による亀甲状のクラックが発生した既存の路面を利用し、新しい路盤として再生します。既存舗装材を有効利用するため、工期の短縮も可能になり、経済的で環境にも優しい工法です。
ロードスタビライザーを用いた施工は既設アスファルト混合物と、その下の既設砕石路盤材の一部を、その場で破砕しながら、同時にセメントとアスファルト乳剤を攪拌・混合し、締固め機械で締固めて新しい上層路盤として再構築します。
ロードスタビライザーを用いた工法はグリーン購入法対象であり、環境に優しく、さらに工期短縮とコスト削減も実現できます。
橋面床版のコンクリートとアスファルト舗装とでは、温度変化による膨張収縮に変化差があり完全密着していないと、舗装の破損・橋面床版の腐食等が起こるため、コンクリート床版とアスファルト舗装を完全密着させ水分の進入を防止する橋面防水を施工をします。
シート防水工
塗膜防水工
1.~4.迄はシート防水工と同じ
5.塗膜防水材料を専用釜にて溶解する。
6.塗膜防水材料塗布部にプライマーをムラ無く塗布し乾燥する。
7.塗膜防水剤を均一厚に塗布する。
8.養生砂を散布し付着防止をする。
9.導水パイプを適正設置し、完了。
コンクリート高精度打設機「ブリッツスクリード」を採用。従来の工法よりレベル精度や施工能力を大幅に向上し、人手の削減と工期の短縮を実現しました。
打設中
低スランプコンクリートの打設も可能
打設前
組み立てが容易で、現場に応じて長さの調整も可能
1層目荒敷均し状況
端部仕上げ・表面仕上げ状況
乾式グルービング(安全溝)工法は、通常の路面切断に使用されている乾式路面切断技術をグルービングに応用することにより、一般道路・高速道路などでスリップ事故を未然に防ぐためのグルービング工法を行う技術です。
路面に溝を切り込む事で、路面排水のアップ、ハイドロプレーニングの防止、路面の凍結防止、制動距離の短縮などにすぐれたメリットを発揮します。
乾式グルービング工法ででた切削切粉は、再利用することができるので、環境にも配慮した、クリーンな工法を実現できます。
施工前
施工後
①TS(トータルステーション)による路面切削工
3D設計データをもとに、TSにより切削機の位置情報をリアルタイムに取得し、切削機を自動制御して路面を切削します。
②GNSS(複数の衛星を利用した測位システム)
複数の衛星を使い位置情報を取得し、自動制御により路面を切削します。
上空が開けていればTSより広範囲で施工が可能です。
③TSによるAF(アスファルトフィニシャー)による施工
3D設計データをもとにAFのスクリードの高さをTSにより自動制御し、舗装します。
時期:2022年6月
当社は(株)NIPPOの舗装技術を継承しており、NIPPOの指定材料、専用機械を使用するなどして、NIPPO特殊工法を取り扱うことが出来ます。